Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)の価値とは?
GAIQの価値はそんなに高くはないという人もいるとは思いますが、ネット業界で仕事をしていきたいと考えているのであれば、ぜひ取得しておきたい資格の1つと考えて間違いないでしょう。
そもそもネット業界の有名な資格と言えば、ITパスポートや基本情報技術者というものがあるじゃないか?というのはごもっともではあります。
少し前であれば、MOSと呼ばれるマイクロソフトオフィススペシャリストというMicrosoftオフィス製品を活用することが可能なスキルの証明になる資格も人気でしたが、最近は盛り上がっていないようです。
また近年の情報漏洩などのリスクマネジメントとしての情報セキュリティスペシャリストという資格の人気が急上昇している影で、GAIQの価値はどれだけのものなのか?という疑問を持つ人も少なくないのが現状です。
でも、ちょっと待ってください。
Googleアナリティクス個人認定資格以外の資格は全て有料です。また公式のテキストの購入が必須であったり、非公式の合格対策のための書籍やセミナーなども有料です。
もちろん社会人として会社に勤務している中で、会社から補助金や全額資格取得に対して費用負担してもらえるのであれば、しっかり勉強して、合格すればいいだけです。しかしながらこれから資格を個人で取得するには、どれも比較的時間もお金も必要になってしまうのが現状です。
一面では転職や就職に有利になるのであれば、自己投資として、受験をすること自体は否定しません。しかし、実務的な面では資格はあくまでも資格であって、それ以上でもそれ以下でもないというのが本当のところです。
それに対してGAIQは費用負担はありません。本末転倒ではありますが、GAIQ取得のために有料セミナーや書籍などを購入しないのであれば、Googleから受験費用は請求されることはありません。
ただし、Googleアナリティクス個人認定資格の有効期限は1年6カ月から1年に短縮されてしまっているので、毎年更新しないと更新切れになってしまうので、無料とは言え手間がかかるというのもまた事実です。
しかしながら、無料で受講できてGoogle公認の資格ということであれば、ぜひ受験して合格してみるのも手と考えるのが自然です。
Googleアナリティクスはアクセス解析です。アクセス解析自体は今までもこれからも重要であることは変わりませんが、インターネットブラウザのSafari搭載されたITP(Intelligent Tracking Prevention)の影響でGoogle広告とGoogleアナリティクスの連携が必須になってきているので、そういった意味でもGAIQの価値は飛躍的に向上していると考えるのが妥当です。
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